モデル実験プロトコール

ICONプローブを用いたメチル化DNAの配列選択的定量実験
(リアルタイムPCR使用)


※注意
ここに記載してあるプロトコールは初期段階のモデルケースとしてのものです。
各種溶液の濃度などは今後の検討により、さらに良い条件が出てくることが
考えられます。あくまで参考としてご覧ください。

反応

・標的DNA溶液(100nM) 5μL
・ICONプローブミックス(センス鎖用・アンチセンス鎖用 各100nM) 5μL
・ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム水溶液(1M) 5μL
・バッファーミックス(Tris-HCl(pH=7.7 100mM)、EDTA(1mM)、
 NaCl(2M)) 25μL

これらを反応チューブ内で混合、95℃で5分加熱後、0℃に急冷



オスミウム酸カリウム水溶液(25mM) 10μL

を加え、55℃ 1時間加熱



脱塩処理を行い、そのろ液を後の実験に用いる


定量

脱塩したろ液をプライマー、dNTP、DNAポリメラーゼ、SYBR GreenⅠ
を含むPCR反応液に分注



リアルタイムPCRにて反応を行う

(反応条件: 95℃ 5秒 → 60℃ 10秒 → 72℃ 15秒) × 50サイクル



リアルタイム追跡(470nm励起/510nm検出)によって得られた
データを解析する


検量線

以上の反応を標準サンプル(メチル化0%、メチル化100%等)に対しても
行い、それらの増幅曲線立ち上がり点から検量線を作成する。


参考

◆検量線用サンプルの作成方法

1.目的配列を含む300base程度をPCRにて増幅し、精製を行う
  (PCRによりメチル化部分が非メチル化状態になったサンプルが
  増幅される)

  →メチル化0%サンプル

2.1で得られたサンプルに対して、市販のメチル化キットを用いて
  メチル化処理を行う

  →メチル化100%サンプル

3.1と2を比率を変えて混合し、中間濃度サンプルとする。



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